釈興然(しゃくこうねん)

日本人で最初の スリランカの上座部僧侶となった釈興然(1849~1924 )は横浜で高野山真言宗の住職を務めていた。早くからインドを志していた彼は明治十九年九月十九日、横浜からフランス船に乗り十月にセイロン(今のスリランカ)のコロンボに到着した。4年あまり上座部仏教の寺院で修行に励み 明治二十三年六月九日、日本人で最初の上座部仏教の僧侶になり僧名グナラタナを授けられた。
翌年の明治二十四年(一八九一年)ボンベイからベナレスを経て、一月二十二日にマハボディ・ソサエティ(大菩提会)の創立者ダルマパーラと徳沢智恵藏とともに釈興然(しゃくこうねん)は聖地ブッダガヤを訪れている。